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肝内胆管癌切除症例の検討

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌第14巻第1号  68~72頁 2009年
■表題:肝内胆管癌切除症例の検討
■title:A clinical study of resected intrahepatic cholangiocarcinoma
■著者:志摩泰生
■共著者:
後藤正和、西野豪志、西村公男、齊坂雄一、田中公章、中村敏夫、堀見忠司、西岡豊、渋谷祐一、尾崎和秀、福井康雄、濱田円、岡林孝弘、谷木利勝

■ 要旨(はじめに)
1986年から2006年までに施行した肝内胆管癌切除58例をretrospectiveに検討した。男性36例,女性22例,年齢は67.3歳(42-86歳)であった。在院死6例を含む肝切除例の5年生存率は17.0%で,50%生存期間は16ヶ月であった。胆管内発育型,n0,治癒度A・Bで有意に予後良好であった。肝内転移の有無で有意差はなかったが,肝内転移のある症例に2年生存例はいなかった。1年以内死亡例は24例あり,うち癌死は10例であった。2002年以降,リンパ節転移陽性,肝内転移陽性など予後不良症例では,積極的に術後補助療法を行っており,1年以内死亡例は2002年から2006年の19例中,癌死1例,他病死1例の2例で,在院死亡はなかった。術後補助療法の多施設による大規模な検討が望まれる。

■Key words:肝内胆管癌,肝切除,化学療法
■備考:しま やすお 〒781-8555 高知市池2125-1 高知医療センター消化器外科