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Composix Kugel Patchを用いた腹壁瘢痕ヘルニア修復術

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第10巻 第1号 271~276頁  2005年
■表題:Composix Kugel Patchを用いた腹壁瘢痕ヘルニア修復術
■ title:Abdominal incisional herniorrhaphy using composix kugel patch
■著者:間島國博
■共著者:長田裕典、甫喜本憲弘

■要旨(はじめに)
Polypropylene mesh (Marlex mesh) と expanded Polytetrafluoroethylene (ePTFE, Gore-Tex シート) とを重ね合わせ,さらに形状記憶リングを組み合わせた Composix Kugel Patch (以下 CKP) が開発された。 今回,我々は CKP を用いた腹壁瘢痕ヘルニア修復術2例を経験したので報告する。 CKP は,メッシュと腹腔内臓器の癒着を防止し腸閉塞や腸瘻形成などの合併症が少ない Composix mesh の利点に加え,形状記憶リングの働きにより,腹腔内に Patch を挿入した時の形状が安定しており,Patch の位置決めや腹壁への固定が容易である。2 症例共に tension-free の腹壁再建が可能で剥離範囲も少なく,手術時間の短縮が可能で術後重篤な合併症も経験しなかった。 今後は腹腔鏡下手術への応用も考えている。

■Key words:abdonimal incisional herniorrhaphy,Composix Kugel Patch
■備考:ましま くにひろ 〒781-0011 高知市薊野北町2丁目10番53号 いずみの病院 外科