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腹腔鏡下大腸切除術の経験

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第10巻 第1号 142~147頁  2005年
■表題:腹腔鏡下大腸切除術の経験
■ title:Preliminary results of laparoscopically assisted colectomy
■著者:濱田円
■共著者:西岡豊、川田哲史、黒瀬洋平、齋坂雄一、尾崎和秀、渋谷祐一、志摩泰生、岡林孝弘、堀見忠司

■要旨(はじめに)
当院の腹腔鏡下大腸切除術(LAC)は1996年1月 9 日に第1例を経験し,2004年8月6日までに83例に切除の機会を得た。 男性45例,女性38例で平均年齢は65歳であった。 このうち大腸癌は65例であり,LAC導入時は全例が早期癌であったが,2000年より進行癌にも適応を拡大した。 全体の手術時間は平均196分,出血量は平均58ml。 術後経過では,経口摂取開始まで平均5.9±13.3日,ドレン抜去まで8.6±4.7日,術後平均在院日数は18.9±17.4日であり,また,平均観察期間42ヶ月で死亡例はなかった。 2004年の米国のClinical Outcomes of Surgical Therapy Study Groupの報告以後の複数のRCTのevidenceが集積される近い将来には,LACは進行癌についても,患者側から望まれる手技となると考えられる。

■Key words:Laparoscopic-Assisted Colectomy, colorectal cancer
■備考:はまだ まどか 〒780-0821 高知市桜井町2丁目7-33 高知県・高知市病院組合立 高知中央病院 外科