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胸部の multidetector-row CT (MDCT)による 3 D 画像について

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第10巻 第1号 65~74頁  2005年
■表題:胸部の multidetector-row CT (MDCT)による 3 D 画像について
■ title:A Report of Cooperative Treatment in a General Hospital 3D imaging of the chest scanned by MDCT (multidetector-rowCT)
■著者:濱田典彦

■要旨(はじめに)
MDCT とは,multidetector-row CT の略であり,”多列検出器をもつ CT 装置” の意味である。 MSCT (multislice CT) と呼ばれることもある。 厚いスライス幅を選択すれば,高速広範囲撮影となり,薄いスライス幅を選択すれば,詳細な容積データとなる。 従来の single helical CT では,時間分解能と空間分解能のどちらか一方を優先すると片方がおろそかになってしまったが,MDCT ではその両立が可能となった。 ただし,容積データという形式での保存には制限があり,容積データあるいはその後の膨大なスライスデータの活用・保存方法は現状では未確立である。 MDCT によって得られる容積データを活用するためには,ワークステーションやビューワの存在が不可欠と思われる。 ひと口に “3 D” と言っても,MPR・CPR・MPVR・MIP・MinIP・RaySum・VR・VE など,様々な画像再構成方法がある。 MDCT の特徴を理解し,症例個々の検査・治療のために最適な 3 D 画像を作成することが望ましい。

■Key words:胸部,MDCT,3D
■備考:はまだ のりひこ 〒780-8535  高知市大膳町37 特定医療法人仁生会細木病院 放射線科