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老人病院付属施設利用の高齢者における転倒とその関連要因について (第3報) 特にデイサービスセンター利用者の転倒恐怖心および外出抑制との関連

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第10巻 第1号 148~152頁  2005年
■表題:老人病院付属施設利用の高齢者における転倒とその関連要因について (第3報) 特にデイサービスセンター利用者の転倒恐怖心および外出抑制との関連
■ title:Situation and factors of fall, and sensation of fear against fall in elderly persons in a geriatric hospital.
■著者:石山雄一
■共著者:池川公章、奥村悦之

■要旨(はじめに)
デイサービスセンター利用の独歩可能な高齢者を対象に retrospective study によるところの転倒調査を実施し,転倒状況とその関連要因,さらには転倒恐怖感と外出抑制との関連を検討した。 その結果,平成15年4月より平成16年3月迄の1年間,転倒を経験した高齢者は62名中25名,40.3%存在した。 転倒の有無と年齢,性別,杖利用の有無,握力については,関連性は認められなかった。 しかしながら,開眼片脚立位,手伸ばしテストなどのバランス能力の結果が低い値を呈した高齢者は,有意に転倒の危険性が高い傾向が認められた。 また転倒恐怖心を持ち,それ故の外出抑制がみられる高齢者については,転倒経験が有意に関連性を示していた。

■Key words:高齢者の転倒,バランス能力,転倒恐怖心
■備考:いしやま ゆういち 〒781-5213 高知県香美郡野市町東野555-18 野市中央病院 リハビリテーション科