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前腕留置式埋没型中心静脈カテーテル法の長期留置に伴う合併症について抜去例を中心に

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第10巻 第1号 198~209頁  2005年
■表題:前腕留置式埋没型中心静脈カテーテル法の長期留置に伴う合併症について抜去例を中心に
■ title:Long-term complications of the totally implantable central venous access system in the forearm
■著者:的場俊
■共著者:森田荘二郎、山西伴明、野田能宏

■要旨(はじめに)
1994年7月から2004年6月までに,当院において前腕留置式中心静脈リザーバーを施行した1,670症例を対象に,長期留置例の合併症,および抜去症例について retrospective に検討した。 最も多かった合併症は,ポート周囲の局所感染およびカテーテル感染であった。 また,前腕留置による特徴的な合併症として,滴下不良,肘部でのカテーテル亀裂・断裂,カテーテル先端の奇静脈への迷入,深部静脈血栓,鎖骨下静脈血栓がみられた。 しかし,これらの合併症の発生頻度は低く,留置は安全かつ簡単であり,手技に伴う重大な合併症も少なく,今後広く普及していくべき方法と考えられた。

■Key words:埋没型中心静脈カテーテル法,合併症
■備考:まとば しゅん 〒780-0821 高知市桜井町2丁目7-33 高知県・高知市病院組合立 高知中央病院 放射線科