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乳癌の統計的観察

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第10巻 第1号 27~32頁  2005年
■表題:乳癌の統計的観察
■ title:A study of statistics on breast cancer
■著者:伊藤末喜
■共著者:安藝史典

■要旨(はじめに)
過去31年間に治療した原発性乳癌について統計的観察を行った。 1973年から1983年の565例を前期,1984年から1993年の732例を中期,1994年から2003年の830例を後期として検討した。 前期に比較して,中期,後期と高齢者の増加が見られ,平均年齢は52.1歳から56.6歳となった。 Tis 及びⅠ期の早期癌は38.2%から51.0%に上昇した。 術式は定型から非定型,更に乳房部分切除術へと縮小化が見られた。 充実腺管癌が減少し,硬癌や非浸潤癌が増加した。 また,早期癌の増加に伴いリンパ節転移例も減少傾向にある。 5 年生存率は前期の82.5%から後期の90.6%に,10年生存率は前期の72.4%から中期の78.8%に上昇した。

■Key words:乳癌統計,乳癌早期率,乳癌治療成績mcitabine
■備考:いとう すえよし 〒780-0085 高知市札場12-13 伊藤外科乳腺クリニック