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シックハウス症候群

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第10巻 第1号 84~88頁  2005年
■表題:シックハウス症候群
■ title:Sickhouse syndrome
■著者:中村陽一
■共著者:小倉英郎

■要旨(はじめに)
「シックハウス症候群」 はその話題性ゆえに医療関係者よりもむしろ一般市民によく浸透した名称であるが, 本邦でのみ通用する俗語であり欧米では使用されない。 1970年代前半に, 石油ショックを契機とした省エネルギー対策としての断熱効果の高い新建材の開発や建造物の高気密化により, オフィスビルでの室内空気環境の悪化, すなわち有害化学物質の微量暴露による健康障害が問題となり, 欧米ではこれらを Sick Building Syndrome と呼んだ。 これが日本語英語化し, 一般家庭の居住空間における同様の原因によると思われる不定愁訴を 「シックハウス症候群」 と呼ぶようになった (本邦では, 職場環境によるシックビルディング症候群も広く 「シックハウス症候群」 に含めてしまうことが多いけれども)。

■Key words:シックハウス症候群,化学物質過敏症
■備考:なかむら よういち 〒780-8077  高知市朝倉西町 1-2-25 独立行政法人国立病院機構高知病院 臨床研究部