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高知市における小児歯科保健の現状

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第6巻 第1号 26~32頁 2000年
■表題:高知市における小児歯科保健の現状
■title:Present status of Pediatric oral health in Kochi City
■著者:宮本佳奈 Kana Miyamoto1)
■共著者:田中智美 Tomomi Tanaka2)

■要旨(はじめに)
健康は社会生活を続けていくうえで重要な基盤であり、生涯を通じて心身ともに健康で生きがいのある生活を送ることはすべての市民の願いである。いきいきとした生活を送るためには、豊かな食生活はもちろんのこと、美しい笑顔を保ち、人との会話を楽しむ上でも健康な口腔の維持は大変重要な役割を果たしている。しかしながら、平均寿命の急速な延びに対して、歯の寿命はさほど延びておらず、歯科保健が保健医療対策の中でも取り組みが遅れている分野である。
厚生省においては、8020運動を推進し、平成12年3月に出された健康日本21のなかでも「歯の健康」がひとつの分野として取り上げられ、ヘルスプロモーションをベースとした歯科保健の取り組みが展開されている。
高知市では、平成6年度から5年間にわたり高知市歯科医師会から歯科衛生士1名の派遣を受け、平成10年度には保健所開設と同時に歯科医師1名、歯科衛生士1名が正職員として配属された。そのことにより、歯科単独の取り組みから、健康全般につながる事業展開を図っているところである。
 今回は、高知市における健診からみた小児歯科保健の現状と今後の展開について紹介する。

■Key words:
■備考:みやもと かな 1)780-0065 高知市塩田町18-10 
     高知市保健所健康づくり課 歯科医師、2)同歯科衛生士