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思春期後に発症した精索捻転の4症例

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第6巻 第1号 116~119頁 2000年
■表題:思春期後に発症した精索捻転の4症例
■title:Torsion of the spermatic cord after adolescence:Four case reports
■著者:岸本大輝(Tomoteru Kishimoto)
■共著者:田村雅人、塩津智之、中村章一郎

■要旨(はじめに)  
精索捻転は好発年齢が新生児期と思春期にあり小児の急性陰嚢症の1つとして有名であるが、思春期後に発症することも稀ではない。
  我々は、1999年3月から2000年6月までの間に、思春期後に発症した精索捻転4症例を経験した。初診時に精索捻転を確信できたのは2症例で、精索捻転を確信できなかった症例も含めた3症例で緊急手術を施行した。結果的に精巣の温存が可能であったのは1症例で、3症例で精巣摘除術を施行した。
 精索捻転が思春期後に発症する頻度は少ないが、成人の急性陰嚢症を診断する際には精索捻転も念頭に置いておく必要があると考えられた。

■Key words:精索捻転、思春期後
■備考:きしもと ともてる 〒780-8562 高知市新本町2丁目13番51号 高知赤十字病院泌尿器科