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サーモグラフィ検査による熱傷および皮弁・植皮の評価

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第6巻 第1号 79~82頁 2000年
■表題:サーモグラフィ検査による熱傷および皮弁・植皮の評価
■title:Thermographical observation of burned skin、flap and graft.
■著者:小川温之 Ogawa Haruyuki
■共著者:田内美紀 見元弘一郎 竹山和代和田美代子 市川亜由美 福原奈美 森本佳世

■要旨(はじめに)
熱傷深度の判定が困難な患者や皮弁・植皮の生存・生着の判定が難しい手術症例に、平成6年8月よりサーモグラフィ検査を施行した。熱傷症例199例、手術症例23例である。それらの中で、サーモグラフィ検査が特に重要であった、火炎(ガソリン)8例、高熱蒸気7例、熱圧挫創(ヒートプレス)3例、電撃4例、ファンヒータの温風5例、温熱治療器2例、皮弁9例、植皮14例を対象とした。熱傷症例は、患部の温度分布の描出により、熱傷の深度が把握でき、手術症例では、温度変化により、皮弁・植皮の状態が把握できた。 サーモグラフィ検査は、臨床的評価の重要性だけでなく、患者が検査結果を視覚的に捉えられるため、治療に対する理解や協力を得ることもでき、有用な検査であると考えられる。

■Key words:熱傷,皮弁・植皮,サーモグラフィ
■備考:おがわ はるゆき 780-0861 高知市升形5-33 高知見元病院