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FontaineⅢ、Ⅳの重症閉塞性動脈硬化症に対する Endovascular Surgery の検討

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第5巻 第1号 96~100頁 2000年
■表題:FontaineⅢ、Ⅳの重症閉塞性動脈硬化症に対する Endovascular Surgery の検討
■title:Endovascular Surgery for patients with Fontaine stage Ⅲ,Ⅳ severe arteriosclerosis oblitarans
■著者:岡村高雄 Okamura Takao1)
■共著者:竹内一八2)

■要旨(はじめに)  
過去3年間にFontaineⅢ、Ⅳの重症閉塞性動脈硬化症に対して Endovascular Surgery(ES)を行った13症例の治療成績を検討した。血管拡張術(PTA)を10病変に対して行い、アテレクトミーは5病変に対して施行した。血管内ステント留置術(ステント)は10病変に対して行い、さらに2症例にはバイパス術を追加した。全例に初期成功を認めたが、PTA施行例の10病変の中7病変に再発を認め、3病変にステントを、3病変にアテレクトミーを施行した。アテレクトミー施行例の5病変中3病変に長期開存が得られ、ステント留置は大腿動脈、腸骨動脈各々5カ所ずつに行い、現時点で再狭窄は認められず、良好な結果が得られた。13例中10症例は FontaineⅠ、Ⅱに改善を示した。重症閉塞性動脈硬化症に対してESは低侵襲で十分に有効な治療方法であり、特にステントが現時点では最も良好な成績があられるものと考えられる。

■Key words:重症閉塞性動脈硬化症、Endovascular Surgery、ステント
■備考:おかむら たかお 1)780-0041 高知市入明町1-5 
                岡村病院 心臓血管外科 2)同 消化器外科