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異型狭心症症状、心電図所見を呈し、左前下行枝に有意狭窄を認めた狭心症の一例

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第5巻 第1号 135~139頁 2000年
■表題:異型狭心症症状、心電図所見を呈し、左前下行枝に有意狭窄を認めた狭心症の一例
■title:A case of variant angina with organic stenosis of the left anterior descending coronary artery
■著者:川村 誠1) Kawamura Makoto
■共著者:岡村高雄2)

■要旨(はじめに)
冠動脈スパスムの成因については、血管内皮細胞の機能異常、血管平滑筋の過剰収縮、凝固線溶系や血小板の異常、自律神経活動異常などの関与が示唆されている。重篤な場合には不整脈発生のため、ときには突然死の原因となる。今回われわれは、夜間から早朝時にかけてⅡ、Ⅲ、aVFに著明なST上昇を認める狭心痛と心臓カテーテル検査では左前下行枝7番に75%狭窄を認める症例を経験した。この症例のように異型狭心症所見と冠動脈に有意病変を認めることは比較的まれであると思われ報告する。

■Key words:異型狭心症, 労作性狭心症
■備考:かわむら まこと 1)780-0041 高知市入明町1-5 岡村病院 内科 2)同心臓血管外科