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歩行不能を呈した高齢者頸椎後縦靱帯骨化症の1例

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第5巻 第1号 105~110頁 2000年
■表題:歩行不能を呈した高齢者頸椎後縦靱帯骨化症の1例
■title:A case of the elderly patiant with cervical ossification of posterior longitudinal ligament presenting gait disability
■著者:飯山愛彦 Iiyama Naruhiko1)
■共著者:篠原一仁 小松原慎司1) 中野正顕2)

■要旨(はじめに)  
転倒後、両手のしびれ感で発症。5年10か月の経過後歩行不能となり来院、片開き式脊柱管拡大術により歩行可能となった高齢者頸椎後縦靱帯骨化症(以下OPLL)の1例を経験したので報告する。
  症例は85歳男性。主訴は歩行不能ならびに手指巧緻運動障害である。平成4年3月転倒後発症。平成4年5発当院にてOPLLと診断、平成5年6月手術を勧めるも拒否し、その後来院せず、平成9年11月頃より歩行困難となった。平成10年1月歩行不能となり、当科紹介受診した。JOAスコアは5/17点であった。約5週間の保存的治療を行うも症状の改善が得られず、平成10年3月10日手術を施行した。術後7か月、杖歩行が可能となりJOAスコアも11/17点に改善している。

■Key words:高齢者、頸椎後縦靱帯骨化症(頸椎OPLL)、片開き式脊柱管拡大術
■備考:いいやま なるひこ 1)780-8065 高知市朝倉戊298 
    国立高知病院整形外科 2)高知赤十字病院整形外科