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出血をきたした十二指腸平滑筋肉腫の1例

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第5巻 第1号 171~175頁 2000年
■表題:出血をきたした十二指腸平滑筋肉腫の1例
■title:A case of duodenal leiomyosarcoma caused hemorrhage
■著者:上地一平 Kamiji Ippei1)
■共著者:北村宗生1) 原  弘2) 森木利昭3) 倉本 秋4)

■要旨(はじめに)
症例は65歳、女性。全盲で主訴は全身倦怠感。1999年8月23日、近医を受診し、貧血の精査目的で、8月25日、当院へ紹介入院となった。入院時Hb3.8g/dlと著明な貧血を認めた。CT、血管造影、上部消化管内視鏡検査を施行し、出血性十二指腸粘膜下腫瘍の診断で、8月26日、緊急手術を行った。腫瘍は大きさ4.5×3×2cmで、十二指腸下行脚の乳頭より口側外側に存在し、主に、管内性、一部管外性に発達していた。粘膜面にdelleを認めた。肝転移、所属リンパ節転移、腹膜転移は見られず、十二指腸局所切除術を行った。病理組織検査で、leiomyosarcoma(low grade malignancy)と診断された。

■Key words:十二指腸平滑筋肉腫、下血、貧血
■備考:かみじ いっぺい 1)780-0926 高知市大膳町37 
     細木病院外科 2)同病理 3)高知医科大学付属病院検査部 4)同総合診療部