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ガンマナイフ治療が著効を呈した腎癌脳転移の二例

■巻ページ:高知市医師会医学雑誌 第5巻 第1号 111~115頁 2000年
■表題:ガンマナイフ治療が著効を呈した腎癌脳転移の二例
■title:Gamma Knife radiosurgery for brain metastasis from renal cell carcinoma.Report of two effective cases.
■著者:森木 章人(Akihito Moriki)
■共著者:小野 雄弘、三宅 博久、西村 裕之、内田 泰史1)、栗坂 昌宏、森 惟明2)

■要旨(はじめに)  腎癌の脳転移病巣は放射線感受性が低く、他の転移性脳腫瘍と比べて、通常の放射線治療が効きにくいといわれている。今回我々はこれらに対してガンマナイフ治療を行い、著効を呈した二例を経験したので報告する。症例1は64歳、男性。左片麻痺、構音障害を主訴に受診。頭部MRIにて多発性の脳腫瘍をみとめ、ガンマナイフ治療を行った。治療後腫瘍の著明な縮小、および臨床症状の改善をみとめた。全身検索では腎癌をみとめた。症例2は71歳、男性。腎癌の脳転移があり、他医にて平成9年全脳照射50Gyが行われた。平成10年9月になり、ふらつき、頭重感が出現し、当院受診。頭部MRIにて脳浮腫を伴う残存腫瘍をみとめ、ガンマナイフ治療を行った。治療後徐々に腫瘍の縮小および臨床症状の改善をみとめた。

■Key words:Gamma Knife,Metastatic brain tumor,Renal cell carcinoma
■備考:もりき あきひと 1)〒780-0952 高知市塚ノ原6-1 
     もみのき病院 高知ガンマナイフセンター 脳神経外科1) 高知医科大学 脳神経外科2)